2021/10/12 13:09



けんぼう窯がある国立は素敵な街で、駅前からまっすぐに続く大通りには大きな街路樹が並んでいました。
陶芸教室に通う方々は、個性的でおもしろい方が多かったです。よく覚えているのが、毎回不思議なオブジェみたいなものを作って、先生に「これなに?」と聞かれると「ん〜、僕もわかんな〜い!」とおっしゃっていたおじ様です。途中までは実用的なものを作ろうという計画があって、作っているうちにオブジェになってしまう場合と、最初からヘンなものを作ろうと思って作る場合があるようでした。どこか会社の割と偉い方だったのではないかと思います。教室に行くたびにおもしろかったなぁ。
けんぼう窯で参加した登り窯は、貴重な体験でした。この登り窯でついに、私が陶器に興味を持つきっかけとなった「ぼたもち」という技法に挑戦することもできました。